入り口がわかっても、届かせ方が合っていなければ意味がありません。
手には、三つの限界があります。
1. 一定の圧を保てない
反射の経路は、途切れない刺激に反応します。手だと、高まってきたところで角度がずれる、持ちかえる、疲れる。そのたびに積み上げがリセットされます。
2. 意識が操作に向かってしまう
どう動かすかを考えているあいだ、体に身をゆだねることができません。
3. 時間がもたない
ここが決定的です。2017年の研究では、性器の温度は10〜12分あたりでようやく最大になることが示されています。血流はもっと早くピークを迎えますが、体全体が整うにはそれだけの時間がかかります。
手で、一定の圧を、10分以上。現実的ではありません。
だから多くの人が途中でやめ、自分には無理だと結論づけてしまう。
Huberman JS, Dawson SJ, Chivers ML. Archives of Sexual Behavior. 2017.(28919258)